駐車場は必要?

2024.10.19

戸建て住宅で庭に駐車場がない家はあまり見かけませんが、駐車場があると、様々な用途においてとても便利です。
庭に駐車場があることによりどのようなメリットがあるでしょうか?

□ 近隣駐車場まで歩く必要がなくなる
□ 駐車料金がかからない
□ 雨や雪が降っても地面がドロドロにならなく汚くならない
□ ガレージの設置によりマイカーの盗難リスクを下げる
□ 家の前に駐車所があるのでお子さんを連れてお出かけの際にとても楽
□ 家との間に駐車場があるので大きな買い物の際にも便利
□ 自宅前で駐車スペースで洗車ができる
□ 駐車場があることで将来在宅介護やデイサービスの利用がしやすい

このように、自宅の庭に駐車場があることで、こんなにも多くのメリットがあります。将来足腰が弱くなったことを考えると、若いうちに庭の駐車場の工事を検討されることで、将来安心して住み続けることができます。

庭の駐車場工事は、様々なタイプがあります。大きくわけて、以下の3つがあります。

□ オープンスペースの駐車場
□ ガレージタイプの駐車場
□ カーポートタイプの駐車場

それぞれ、どのような庭の駐車場工事があるのか、特徴などを詳しくご紹介いたします。

①オープンスペース駐車場タイプ
駐車スペースの地面のみを工事してマイカーを駐車しやすい状態とする工事です。とりあえず最低限の工事で駐車スペースを作りたい場合は、こちらの方法が安価な費用で施工が可能なのでおすすめです。

・駐車場スペースをアスファルト舗装にする
マイカーを駐車したい部分の地面をアスファルト舗装することで、平らで水はけのよい状態での駐車ができます。そのため、雨や雪が降った際もドロドロにならずに済みます。基本的にアスファルトはコンクリートに比べて安価で施工が可能だと有名ですが、注意点があります。それは面積が広い場合のみです。施工面積が狭い庭の場合は、逆にコンクリートより高くなる場合があります。
それは最低限必要な機械代などの固定費が発生し、面積が広ければその固定費も薄まりますが、狭い場合は、その固定費の比重が多く占めてしまう為です。
そのため、コンクリートが9割9分で戸建ての場合は選ばれる理由です。

・駐車場スペースを土間コンクリート打ちにする
上記に記載したアスファルト舗装工事と同様に、マイカーを舗装したい部分にコンクリートを敷いて平らにする工事です。アスファルト舗装よりも高価でありますが、上述した戸建ての場合は逆にコンクリートの方が安くなる点と、薄いグレーの無機質な色合いがおしゃれな雰囲気を発揮すると、人気があるからです。

・駐車場スペースをインターロッキングにする
インターロッキングは様々な色合いのブロックを敷き詰めていく工事であり、彩が加わるので美観が良くなるのが大きなメリットです。庭や花壇との色合いと相性が良いので、駐車場にインターロッキングにすると庭全体に統一感が出ます。職人がブロックを1つずつ施工していくので、工事費は高上りとなりますが、同じ地面のみの工事でも、舗装やコンクリートと比べると色合い豊かでおしゃれな雰囲気となります。

・駐車場スペースに砂利を敷く
庭の駐車場の工事をお安く済ませたい場合、採用される事が多いのが地面に砂利を敷く工事方法です。砂利というと無機質な色合いを想像されるかもしれませんが、様々な種類があります。砕石や錆砂利、玉砂利、五色砂利、瓦チップなど、庭の駐車場工事に使うことができる砂利には様々な種類があります。砂利は舗装やコンクリートのように日差しの照り返しが少ないのが大きなメリットであり、快適に駐車することができます。また、水はけが良いので、雨が降った後に水たまりができる心配がありません。
デメリットといえば、砂利は経年劣化で少しずつ沈んでいき数も減ってしまうことです。そのため、砂利の継ぎ足しが重要となります。
また、車の出し入れの際に石がはねて車に当たることもある点は、注意すべきといえます。
しかし、庭の駐車場工事の中では安価な費用での工事となるので、予算がない場合にとりあえずの工事として大変人気のある工事です。

②ガレージタイプの駐車場
庭の駐車場の選定というのは、利便性が1番の検討材料といえます。マイカーへの愛情を考えると、ガレージタイプの駐車場は欠かせないアイテムといえます。
ガレージは、マイカーをすっぽり収めることができる倉庫です。車を収める建物なので、防犯的にも自然災害的にも安心です。
ただし、ガレージは住宅などの建物と同じ扱いとなるので、10㎡を超えるガレージの場合は建築確認申請が必要となり、その際には固定資産税もかかってきます。一般的なガレージの大きさは12.5㎡ほどですので、ほとんどのガレージが固定資産税の対象となるということになります。
なお、シャッターは自動と手動の2つのタイプがあり、素材も様々あります。

③カーポートタイプの駐車場
カーポートというのは文字通り、カーが「車」ポートが「港」という意味であり、2つの言葉を合わせて車を駐車する場所という意味となります。ガレージと違い壁がなく、柱と屋根しかありません。
しかし、壁はありませんが、屋根があることで車の乗り降りの際にちょっとした雨の際は濡れることなく乗り降りができます。また、屋根があることによりマイカーを鳥のフンから守ることができることも、大きなメリットといえます。空から落ちてくるものから車や人を守ってくれる、それがカーポートの役目です。

以上が駐車場づくりのポイントです。
お客様が何を1番に大切にするのかでどのような駐車場が適しているのか見えてきますね✨
駐車場をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください😊

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